女性の一生とともに「三陰交」
寒くなると、お灸をしたくなります。
三陰交というツボは、血と密接な関係があります。
生理痛・生理不順・不妊・妊娠中・更年期など、女性が一生使える大事なツボです。
場所は足の内くるぶしから6cmくらい上がったところにあり、押すと結構痛い。
でも点でギューギュー押さないでくださいね。
弱っているツボは、キツい刺激が苦手です。
三陰交という名前は、肝経・脾経・腎経という3つの経絡の接近したところという意味。
- 肝経は、気持ちの伸びやかさ、血の貯蔵、ホルモンのコントロール
- 脾経は、消化吸収力、血の生成、水分のコントロール
- 腎経は、生命力、免疫力、排出のコントロール
以前は三陰交がパンパンに張っている人に時々会いましたが、今やぺこっと凹んでいる人の方が圧倒的に多いです。
体を動かすより頭脳労働が増え、パソコン・スマホで一日中眼を酷使する。
脳と眼から血がどんどん消耗されています。
そして忙しいから、食事は糖質や肉類に偏り、ゆったりした気持ちで食べてない。栄養吸収率が下がっていると感じます。
血を作る材料不足。
お肌のゴールデンタイムは、血液やホルモンを作る時間帯と同じ。
睡眠不足になると、血を作る時間が足りません。
血液検査の値は正常範囲でも、貯蔵鉄が底をついている場合もあります。
このように、血不足になる原因はいくつかあります。
そして三陰交のツボは、
- 血の総量を増やす
- 子宮の血流量を増やす
- 子宮筋腫や卵巣嚢腫など、固まったモノを柔らかく溶かしていく
- 基礎体温を安定させる
などの作用があります。
家では、熱さをガマンしないお灸をするといいです。
熱ければ熱いほどよく効くと思っておられる方も多いのですが、弱ったツボは強い刺激を入れない!ですね。
三陰交のお灸で、女性ホルモンいっぱいの、艶々美人で生きていきましょうね!!
ツボは5ミリずれても効果が半減します。
プロに取ってもらいましょうね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長