枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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ヨダレつわり~ホルモンの作用だというものの・・・・

「ヨダレつわりは触るな」と施術者の間では言われるそうです。

なかなか治せないから。

ほとんどの方が、出産まで引きずるみたいです(泣)

今までに7~8人見せていただきましたが、完全に収まったのはお一人で、マシになった・眠れるようになったのが数人、お二人は施術では変わらず、安定期に入って少しマシになっていきました。

よくなられた方は、ヨダレつわりになり始めの所で施術を開始し、2週間でおさまりました。

食べるものが入らない、お風呂にも入れない、体を温めると吐き気が増す、こんな方は体が冷えてくるので、ヨダレつわり予備軍です。

別の方は、来院時、すでに1日中ペットボトルが手放せない状態でした。

最初は、「嘔吐の回数が多いな」という程度だったそうです。

その状態が2週間ほど続き、だんだん食も細くなってきた頃ヨダレは始まりました。

だからヨダレつわりの原因としては、ヨダレが飲みこめないほどの胃の逆流感(肝の作用)と、咽から胃腸に向かう下向きのぜん動運動の弱り(腎の作用)と思います。

晩御飯を食べるとムカムカがひどくなって、ヨダレが流れ出し、嘔吐してしまう。

夜もヨダレは続き、口にいっぱい溜まるまでの5~10分間ウトウトしては、吐き出しに行き、また横になるという状態。

ヨダレがこぼれないように、無意識で強く口を結んでいるので、顎から肩も凝る。

よだれつわり

(↑出典:ラインスタンプ)

ヨダレつわりの対策としては、肝の作用を落とすか、胃腸機能の底上げか、水分代謝の腎機能アップかと予測して、体をみせていただくと、腎が冷え切っていました。

嘔吐を繰り返して、徐々にエネルギーの生産が落ちていき、それでも赤ちゃんにはエネルギーを与え続けた結果、ママの体は冷えてしまったようです。

東洋医学では、腎は蒸気機関のように水を気化させて、全身に潤いとエネルギーを拡散する役割です。

この水を気化する力が落ちて、ヨダレになったと考えました。

足の裏の涌泉が大きく凹んでいたので、ひたすら棒灸で温めました。

すると唾液が減って、口が閉じられるようになりました。

睡眠がとれるようになると、体の回復は早くなって、ヨダレは食べ過ぎた時にひどくなるくらいになりました。

結局、多めの唾液は出産まで続き、産後1週間で完全に止まりました。

ネットでみると、「分娩台を降りたとたんに止まりました」なんて書いてあって、いつ止まるかかなり期待したんですけどね~

結論:ヨダレつわりは予防が一番!とにかく下半身を冷やさない。

食べ物が入らない人は、できれば温かいスープを摂る。

水分もダメなら、早めの点滴を。点滴は体が冷えるから、足にカイロ貼って、腹巻きして、下半身は毛布にくるまって。(お腹にカイロはNG)

予約のお電話の時点で、「唾液が増えてます」という危ない方には、あらかじめ温め方をお伝えして、本格的なヨダレつわりにならないようにしています。