枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

お灸の熱さに気をつけて~熱いのを我慢すると逆効果!

先日お客様からとても大事な報告を頂きましたので、シェアします。

妊活の方に自宅でのお灸をお願いしていたのですが、

「熱いのを我慢して頑張ると足が冷えて寝つけない。また、眠りが浅くなったり、早朝に目が覚めることもあった。

熱いっと思った瞬間に取ると足がポカポカする」とおっしゃいました。

そうなんです!

いつもお灸の練習をするときに「熱いと思ったら我慢しないでとってください。我慢すると逆の効果になるので」と言ってきました。

鍼灸師には脈とか舌とか、逆効果になっていることを確かめる指標があるけれど、実際に体感を伝えてもらったのは初めてでした。

ありがたいです。

そもそも鍼灸には補瀉(ほしゃ)という考え方があります。

最近は養命酒のCMで「温補」という言葉が使われています。

「補」とは足りない部分に気を補うことで、凹んだツボに張りが出ればOKです。

お灸で補うときは、ふんわり温かいお灸にします。

「瀉」とは気血水がたまって動けないのを散らすということで、張って硬く盛り上がったツボが緩むとOKです。

お灸では熱いピリッとくるのを我慢して、粉砕するイメージです。

女性のお灸

↑ 補のお灸

男性のお灸

↑ 瀉のお灸

妊婦さんや妊活の方のほとんどは、血を補うイメージでお灸をします。

だから「熱くなったら取る」なのです。

でも人情として「冷えを取るんだから、できるだけ熱を入れたい」というのもわかります。

少しずつ我慢しているうちに、毎日熱さに慣れていって、瀉のお灸になってしまいがちです。

自宅で毎日お灸をしてもらっていても、時々鍼灸院で点検したり、何度か注意点として繰り返しお伝えしたり、ということが必要なんだなぁと反省しました。

子宮・卵巣の温度を上げる呼吸法~お血とリンパを流そう

肺活量というのは、最大吸って最大吐いたときの空気量で、女性なら約3リットル。

最大吐いても、肺や気管支に1.5リットルも残っています。

そして普段の呼吸で吸っているのは・・・一回たった0.5リットル!

さらに仕事中やストレスがあると、呼吸は浅くなります。

さらにさらに、運動不足や肩こりで肋骨の動きが悪くなると、かなり体は慢性的な酸素不足!

これでは頭はボーっとするし、内臓は本来のはたらきができませんよね。

でも肺はちょっと体を意識すれば、すぐに呼吸量を増やすことができます。

ハアハアするほどの運動をすれば、普段の5倍以上の空気が出入りします。

そんな運動ができなくても、頻繁に深呼吸しましょう。

できれば腹式呼吸を。

腹式呼吸とは、横隔膜という大きな筋肉をお腹の方へ引き下げて息を吸う呼吸です。

「お腹の方へ引き下げて」がポイント!

腹式呼吸

普通の腹式呼吸は、お腹をポコンと前に膨らませていきますね。

でも・・・

妊活的には、足のつけねの方向にお腹を膨らませてください!

それには横隔膜をしっかり下へおしつけていくイメージです。

圧力をかけて、静脈やリンパの流れに勢いをつけるのです。

そして、吐く時はお腹をペッタンコにして、上半身は肋骨も両側から絞るかんじ。

こうすると小腸が上に引っ張り上げられ、ついでに子宮・卵巣もついてきます。

子宮・卵巣はお腹の下の方にあるので、いつも座って仕事していると、

うっ血して古い血液がたまり、子宮・卵巣の温度は下がっています。

圧力をかけたり、引っ張り上げたりすることで、子宮・卵巣は動かされて、周りの血管も掃除されて、経血に混ざっていた塊も出ないようになっていきます。

妊活鍼灸では、呼吸に関する筋肉を動きやすくしていきます。

「胸が詰まった感じがして、息をいっぱい吸えない!」という方にも、胸の詰まりがとれる施術をします。

子宮・卵巣の温度を上げて、良質の卵を出していきましょう(^_^)v

子宮、卵巣の手術を勧められたら~セカンドオピニオンか不妊専門医へ!

妊活で検査をしていると、筋腫や膿腫、内膜症などがみつかり、手術を勧められることがあります。

着床の妨げになると言われると、すぐにでもスッキリしたくなりますが・・・・

ちょっと待ってください!

特に卵巣の周りは、よほど専門医がうまくさわらないと、卵まで取ってしまうことになるそうです。

その結果「卵巣年齢が上がった」「卵が残り少ない」と悲しい告知をうけることに。

良性卵巣腫瘍の手術法

子宮の部分でも、筋腫が着床障害になることもあるけれど、手術後の癒着や傷痕も子宮の壁を硬くする原因です。

だから、どの手術も「本当に切除したほうがプラスに働くのか?」ということをしっかり検討してほしいのです。

痛みや卵巣捻転の危険性など、体にマイナスの要素が大きい時は、もちろん手術優先してください。

どちらにしても自己判断はできませんので、セカンドオピニオンがいいかなと思います。

筋腫や膿腫は、直径5cmくらいが医師によって判断の分かれる大きさみたいです。

妊娠までは切らない方がよくても、妊娠後の危険性を考えると判断は難しいところです。

どうか、後悔しない選択を!と祈るばかりです。

深呼吸しよう~本来持ってる力を最大限使う

妊活に限りませんが、本当は体力があるのに、「呼吸が浅い」「力を抜くのが下手」などの理由で、体の機能を十分に使えていない方が多いです。

なぜそれがわかるかというと、見かけの体力がないだけの人は、鍼灸施術の前と後の脈が全然違うから。

本当に体力がない人は、施術前後の脈の変化は小さいのですが、本当は体力があるのに、気が張りすぎて脈を抑え込んでいるような人は、気の張りをとると一気に脈が太くなります。

それなら、気が張らない状態をキープできればいい。

脈が太いと、脳や卵巣にたっぷり血液が流れてホルモンをいっぱい出してくれるし、子宮は温かく柔らかくなって着床しやすい。

shinkokyu

深呼吸は、酸素がいっぱいの元気な血液を送る最善の方法です。

いっぱい酸素を吸い込んで、ゆっくりゆっくり吐き出せば、脈は太くなるし、筋肉の張りもとれるし、まさに一石二鳥です。

1日に何度もやってみてね。1週間で体が変わります。

体のレベルが下がる時~仕事を始めた頃と結婚した年

妊活で悩まれている方の中には、「昔は体力に自信あったのに・・・」とおっしゃる方が結構おられます。

「そういえばあの頃が一番しんんどかったなぁ」と言われるのが、仕事を始めた年と結婚した年です。

どちらも、生活リズムの変化と持続的な緊張を強いられる環境です。

new-office-rady

最近の就職は即戦力を求められるし、やりがいもあるけど仕事は確実にきつい。

仕事に手を抜くわけにはいかないけれど、眠れないとか痩せるまで追い詰められたら要注意です。

先輩に尋ねて、上手な気持ちの切り替え方法を伝授してもらってください。

また私たちの時代は結婚円満退職も普通でしたから、専業主婦になって妊娠出産にストレスはありませんでした。

今は結婚で仕事を辞める人はまずいない。

男の人が家事を手伝う比率は上がったというものの、やはり女性への家事負担は大きいです。

仕事をし、家事をし、さらに遅く帰る彼を待ってから晩御飯、という優しすぎる妻は案外多い。

それだけ頑張れば、もう妊娠できるだけの余力は残っていません。

いい人ほど、夫に尽くしてあげたくて、無理を重ねます。

体力に自信があった人だから、頑張ってしまうんですよね。

若くても本当に無理をすると、自律神経やホルモンが乱れて回復に時間がかかります。

赤ちゃんが欲しいかたは、あまり頑張らないで、家事の手抜きと先に寝る事を宣言しちゃいましょう!

妊娠のコツ(7)~腹八分目にしよう

食べ過ぎると、消化に必要以上にエネルギーを使います。

食後に眠くなるくらいならいいですが、晩御飯を未消化で寝てしまうと、睡眠中の体の修復より消化が優先されて、起床時にだるくなります。

生命力を上げるには、少し飢餓感を感じるくらいがいいようです。

発展途上の国の人達の、子だくさんなこと!

自分も子供も栄養失調なのに、どうして生殖にエネルギーがまわるのでしょう?

自分がいつ命を落とすかわからないという状況では、遺伝子が「なんとか子孫を残しておかねば」と強くなるのです。

最近、卵の質については、卵に酸素を取り込むミトコンドリアの活発さによると研究されています。

ミトコンドリア組織図

一度弱ったミトコンドリアは、どうすれば復活するのか?

そういうサプリメントがあるようですが、生活改善でもできます。

体中に酸素供給できるように、しっかり運動をする。

腹8分目にする。

この2つが大事です。

やはり当たり前の健康法でした。

特に排卵までは、栄養満点の食事を腹八分目!でお願いします。

血圧を上げよう~低血圧と不妊の関係 

最高血圧(収縮期血圧)は100以上ありますか?

リブレに妊活で来られる方の多くは最高血圧が90台です。

病院に行っても「低めですね」と言われるくらいで、改善しなさいとは言われません。

でも、血圧が低いということは、脳やすべての内臓に供給される血液に「勢いがない」ということ。

なんとなく腦や内臓が酸欠・栄養不足で、今一つ働きがよくないイメージです。

せっかく健康な子宮や卵巣を持って生まれてきても、使えてないのはもったいない!

血圧を100~120mmHgに上げてやるだけで、活力が出てきます。

でも血圧は自分で上げるしかない。

本当の健康生活を実行するしかないのです。

早寝早起き、栄養のある食事、そして何より大事な運動!!

血管画像

血管も筋肉なので、鍛えられるのです。

運動すると血流量が増えるので、血管も伸び縮みして大忙しになります。

その結果、緩んでいた血管が引き締まり、血圧が上がってきます。

血圧が上がると、勝手に冷えはとれるし、便秘も解消される方が多いです。

年配の方のように、血圧をしょっちゅう測る必要はないですが、病院に行ったら自動血圧計でたまに測ってください。

体を見させてもらって、あれ?体つきが変わったね」とお伝えすることがあります。

体重は変わってないのに、なんだかふっくら見えるというか、丸みを帯びた腰のくびれになってる。

これ、女性ホルモンが増えている証拠です。

自分で女性ホルモンを出すと、こうなるのですが、薬で足してもならない、不思議です。

少し汗ばむ程度に毎日体を動かすのが習慣になったころ、赤ちゃんがやってきますよ。

流産について~この悲しみは夫にはわからない

妊娠の喜びもつかの間、出血したり、心拍がとれなかったり・・・・

病院で処置してもらった後の喪失感。

ベッドでじっと天井を見てると涙がじわっと出てきます。

涙画像

(↑出典:イラストやページ)

いたわってくれる夫や親の言葉はありがたいんだけど、なんか心に響かない感じ。

特にご主人は赤ちゃんに対する実感が全くないので、赤ちゃんが可哀想という気持ちはわかないのです。

ただ、悲しそうな妻を見ているのがつらいだけです。

(たまに本当に理解してくれる貴重なダンナもいますが)

でも、医師や看護師さん、助産師さんがおっしゃるように、流産は誰の責任でもありません。

ちょっとスピリチュアルな話をすると、赤ちゃんの魂は9~11週あたりにお腹にやってくるとか。

それまでは、お腹の卵割している物体が無事に育つかどうか、横に寄り添って様子を見ているのです。

私はこの話を聞いた時、なんだか救われたような気がしました。

考えてみたら、魚が成魚になるのは0.0何%なんでしょうか?見当もつきません。

野生動物の世界では、大人になる確率は低いですよね。

人間は産まれたら、ほとんど大人になるのだから、それなりに強い体を持って生まれてくるのだと思います。

その分、妊娠初期に自然淘汰されるのかもしれません。

魂が入ったと思われる後に流産した場合も、誰に責任があるわけではありません。

短い期間、この世に降りてきて、自分のカルマを解消して還る子もいるのです。

おかあさん、少しお腹を貸してね、ありがとう、悲しまないでね、と言っているはずです。

だから、ご自分をどうか責めないでください。

そして、赤ちゃんの魂のために役に立ったことを喜んであげてください。

今はつらくても、時間が悲しみを薄めてくれます。

できるだけ自然に触れて、ゆっくり体と心を癒してください。

妊娠できることはわかったのですから。

どうしても不調から抜け出せない時は、少しだけ鍼灸がお手伝いしますから・・・・

本当の健康体とは?~訴えのない方の妊娠は早い!です

妊活でリブレに来られるかたは、ほとんど冷えや生理痛や疲れやすいなど何か不調を抱えています。

肩こりは皆さん訴えられます。

でも2~3回施術すると、訴えのなくなる方がおられます。

来られてベッドに横になってもらい、最初に脈をとる時に「今日はどんな感じですか?」と尋ねるのですが、「んーなんかあったかな?まあ調子いいです」と言われます。

こういう方は、次の生理周期ですんなり妊娠されることが多いです。

クリニックで妊活を受けている方でも、女性ホルモンに少し問題あるくらいで、会社などのの健康診断ではまず問題ありません。

ただ、本当の健康体か?となると、検査数値に表れない不調があったりします。

今さらですが、健康とは、熟睡感があり目覚めが気持ちいい、食事がおいしい、お通じも良い、運動は適度にできている・・・という状態です。

健康体画像
(↑出典:イラストやページ)

妊娠、出産、子育ては体力勝負。

妊活を契機に、本当の健康体を手に入れたなら、一生の財産になります。

赤ちゃんができにくかったことで、逆に健康に対する意識が高まるなら、妊活する甲斐もあるというもの。

昨日、施術家仲間と話していたのですが、私たちはもっと安全な食について、お客様に知ってもらわなあかんなぁと。

栄養バランスも気を付けないとダメだけど、添加物や白砂糖をとり過ぎているということです。

我が家は長女がアトピーだったおかげで、できるだけ自然な食材を選んで食べてきました。

エンゲル係数が高くて、若い時は本当にピーピーしていましたが、まともな食材を食べてきたおかげか、少々無茶してもなんとか具合悪くならずにいます。

これもアトピーということを契機に、健康を手に入れたことになるのかな?

妊活に疲れ気味の皆さんも、真の健康をゲットできるチャンスととらえて、鍼灸を利用してほしいです。

妊娠のコツ(6)~骨盤内のあたためは大股ウォーキング! 

散歩とウォーキングは目的が違います。

散歩の目的は、神経を解放して血管を緩めること。

だからできるだけだらだらと歩きます。

ウォーキング画像
(↑出典:イラストスタッフページ)

ウォーキングは有酸素運動!

しっかり息が弾むくらい、小汗かくくらいのスピードで。

特に骨盤内を温めるには、大股で歩きます。

普通の早歩きでは、足の付け根から下の筋肉しか動きません。

大股で歩くと、骨盤(腸骨)と腰骨の下の仙骨をつなぐ仙腸関節が動かされます。

ウエストの筋肉あたりまで動かすから、モデルさんのように少し腰振り歩きになります。

骨盤を揺らし、骨盤周りのたくさんの筋肉を動かすと、骨盤周りの血行が良くなって骨盤内まで温まります。

子宮卵巣以外の内臓も活発に動いてくると、栄養吸収率が上がって血液増産も期待できます。

有酸素運動で、栄養いっぱい酸素いっぱいの血液を回してください。

勢いのある血液が脳幹の視床下部まで届けば、ホルモンの出方も変わります。

いや、変えてやる!という意識で歩いてください。

運動初心者は、急に大股ウォーキングすると足を傷めます。

最初は体を温めるようにゆっくり歩き、今日は10歩、明日は20歩と増やしていけばいいですよ

また昨日紹介したダラダラ歩きと毎日交互にしてもいいし、前半はウォーキング時々大股歩き、後半はダラダラ歩きでクールダウンでもいいです。

習慣になる頃には、体の変化を実感します。

それを楽しみに続けましょう!