逆子が戻らない!~羊水が少ない時
産科で習った逆子体操は何度もやっている、お灸も続けている、冷えない服装もばっちり!でも逆子のまま・・・・
こんな時は赤ちゃんが、「逆子でいるほうが楽」、「お腹を切ってもらうほうが安全」、と判断しています。
一番多いのは、羊水が少ないパターン。
といっても病的な範囲ではなくて、主治医からは何も言われないか、「ちょっと少な目だけど様子みようか」という程度です。
自覚的には、周りから「お腹小さいね」と言われてたり、お腹の上から赤ちゃんがはっきり触れたりします。
羊水は赤ちゃんの代謝産物ですから、
- 胎盤が少し小さ目だった
- 胎盤の端にヘソの緒がついている
- 胎盤への血流が少し弱かった
などの理由が考えられます。
三陰交へのお灸を始めると、小さかったお腹が急に2週間くらいで大きくなった方がいました。
確か30週で腹囲75cm、赤ちゃんも成長曲線の下限だったのが、32週で腹囲80cm超え、赤ちゃんも安心な大きさになっていました。
お腹を温めることで、ママも赤ちゃんも代謝が上がったのでしょうか。
羊水が少なめなら、優先順位は逆子の戻しではなく、赤ちゃん自身の成長と赤ちゃんが安全な羊水量の確保です。
34週あたりからは誰でも羊水が減ってきます。
羊水が減ってくると、医師は早く赤ちゃんを出そうとされます。
だから1日でも長く、お腹の中でしっかりと育ててほしいです。
そのために保温と休養をとって、
羊水を減らさずに赤ちゃんに栄養を送ってあげてください。
お灸も胎盤に血流を送るお手伝いをします。
赤ちゃんの生命力アップを願って。
(湿布のモーラステープは妊娠後期に貼ってはダメだそうです。羊水が減る副作用のため)