腹筋を鍛えておこう~切迫早産を防ぐ
5か月になると、やっとつわりから解放されて、仕事復帰して少し出歩こうかと思っていた貴女。
ところが検診に行ったら「お腹が張ってますね」
「子宮頸管が短くなっているので自宅安静」と言われてしまいました。
「安静」をなめてはいけません!
「安静」とは、トイレに行くときのみ動く、くらいに考えてください。
もし、今産まれてきてしまったら・・・・
赤ちゃんは1000gくらいの小さな体にチューブをいっぱいつけられてしまうのです。
その現実を想像してみてください。
それは、妊婦さんの腹筋のなさと関係あると思います。
学校を卒業してから運動してないという人が多く、腹筋のないお腹の皮はとても薄いです。
そして、お腹の形は臨月の妊婦さん並みに下がっています。
すごく頑張って歩いた日にお腹が張るのは普通のことだし、少し横になっているとおさまります。
この程度なら問題ありません。
でも、家の中で少し動いただけでお腹が張る、子宮頸管が20mmに近くなってきているとなると危険です。
どうしてもお腹に置いて育ててあげるには、安静と温めと骨盤高位しかないです。
起きないといけない時は、骨盤ベルトや妊婦帯でお腹を支えてください。
妊娠中期をほとんど横になってすごすのが嫌なら、ぜひ腹筋を作っておいてください。
腹直筋の腹筋割れはいらないです。
呼吸でお腹を引っ込める時に使う、深部の腹筋が必要です。
これがサラシでまくのと同じ方向の筋肉を作ります。
もうすでに毎日寝て過ごしているという方!
なんとか37週までお腹の中にいさせてあげてください!
長い妊娠期間でしょうが、朗報をひとつ。
もうすでに赤ちゃんは下がり気味なので、陣痛時間は短いです。
出会える日を楽しみに頑張ってくださいね。