枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

安産灸は5カ月過ぎて、胎動を感じてから

安産灸ネットワークでは、安産灸を始める時期を「胎動を感じてから」と決めています。

5カ月というのは、イヌの日のお祝いがあるように、胎盤が完成して一安心という時期です。

ただ胎盤の完成時期には16~20週と個人差があります。

なので、一番確実な妊娠継続のサインは胎動です。

初産婦さんは最初わかりにくいので気付く週数は遅いですが、わかり始めると毎日わかります。

「あ、今日も生きてくれててありがとう!」と思えます。

そのうち、動きの激しさ、おとなしさで、赤ちゃんの体調や感情が伝わってきますよね。

胎動画像
(↑出典:にんぶろぐページ)

三陰交に安産灸を入れると、赤ちゃんの動きがお灸の前後で変わります。

お灸の効果が自分の体だけでなく、胎盤を通じて赤ちゃんにも影響することを実感できます。

「安産灸はママから赤ちゃんへの最初のプレゼント」なのです。

忙しいワーキングマザーや子育て中のママにとって、1日の終わりにするお灸は、自分へのいたわりのひと時であり、1日5分赤ちゃんと向かい合う貴重な時間でもあります。

どうか、出産の日まで安産灸を続けてください。

マタニティの蕁麻疹、湿疹~痒みが改善するお灸

妊娠性掻痒(そうよう)症はホルモンバランスの崩れでおこり、出産とともに改善します。

最初はどこか一部がカサカサしてたのが、だんだんかゆくなって、ある日一気に広がる経過が一般的。

かゆみは痛み以上に辛いものかもしれません。

かけばかくほどかゆくなって、気が狂いそうになります。

うちの娘が子供の時アトピーだったので、一晩中冷やしたり掻いてやったりしました。

だから痒みのつらさは想像できます。

妊娠中はかゆみ止めの飲み薬が使えないので、出してもらえるのは塗り薬だけです。

産科で出してもらえる塗り薬は、赤ちゃんに悪影響のないものが処方されます。

必要以上に怖がらず、かゆい・眠れないといったストレスを減らしましょう。

皮膚の赤みはともかく、まず痒みを軽減すること。

鍼灸では肩グウという肩の付け根のツボにお灸をします。

安産灸ネットワークでは、カマヤミニ弱を使います。

少し熱いのを我慢してからとります。

たいていは熱さの感じ方に左右差があって、全然感じない方はもう1個すえます。

左右が同じくらいの熱さを感じたら終了です。

このお灸は即効性があり、すぐに痒みが軽減されるので感激されます。

普通に元気な方なら1日2回まですることができます

お灸で痒みが改善するのは、カゼの時と同じように皮膚表面にこもった熱を、発散させる作用のためです。

かきむしって汁や血が出ると痒みが改善するのは、こもった熱が発散されるから。

患部が熱をもっているなら冷やしますが、保冷剤ほど冷たくすると、かえって後でよけいに痒い。

水でしぼったおしぼりをビニール袋に入れて、熱い箇所に当てるといいです。

塗るクリームやローション系では、ヨモギエキス入りが割といいです。

私はお風呂に乾燥したヨモギを、お茶入れ用の袋に入れたり、古くなったヨモギ茶を湯船に浮かべます。

温まるけど、痒みはましです。

また、痒い部分がまだ小さかったら、市販の漢方薬系ぬり薬の湿布がおススメです。

ガーゼにうすく伸ばして、痒い所にべたっと貼り付けます。

妊娠性の湿疹に限らず、皮膚科の薬を塗っても改善しない湿疹でも結構効きます。

痒みを抑えてくれるだけでなく、皮膚の再生も促します。

ただ、市販の漢方薬系ぬり薬の赤い色は、服につくと落ちにくいので、汚れてもいい服で湿布してくださいね。

張り止めは医師の指示に従って~逆子戻しの助けになります 

初産婦さんは、自分のお腹が張っているという自覚がほとんどありません。

また、妊娠中は「薬を飲みたくない」と思って、張り止めを自分で止めているかたがおられます。

悸がしてしんどい」という理由で、止めているかたもあります。

しかし、張り止めは医師の指示通りに飲んでください!

動悸や不快な症状が出る方は医師に相談して、代替薬を出してもらってください。

張り止めは切迫早産を防ぐための薬です。

「もし今1000gくらいで産まれてしまったら・・・?」と想像してみてください。

手のひらに載るような我が子、チューブをいっぱいつけて必死で生きている我が子、障がいが残らないでほしいと祈るような日々。

自己判断で薬を飲まないと、こんなふうになるかもしれないのです。

あと、主治医から「家で安静にしててね」と言われた方。

医師が「安静」と言ったら、「トイレに行くとき以外は寝ていてね」という意味です。

決して「家で普通に生活してよろしい」という意味ではないのです。

飲み忘れがないように、張り止めは「食後」に服用と指示されますが、1日2回なら12時間ごと、1日3回なら8時間ごとが望ましいです。

ただし、「午前中は張らないけど、夕方から寝る前までがよく張る」という方は夕方と夜というように、張る時間帯に合わせての服用をおススメします。

張り止めは風呂に入る前に飲むと、動悸が誘発しやすいです。

逆子中の方は、寝入りばなの赤ちゃんがよく動く時間帯を助ける目的で、寝る前(お灸をする前)に飲むといいでしょう。

お灸を続けているうちに、お腹が張りにくくなって、薬を減らしてもらえることが多いです。

骨盤ベルトが助けになることもあります。

赤ちゃんの発達のために、36週まではお腹に置いてあげてくださいね。

鍼灸医学的逆子が戻りやすい生活(1)

~パソコン・携帯は時間を決めて~

お医者様から「逆子になっています」と言われたママはショックですよね。

「え?私のこと?」

「なんで!戻らなかったらどうしよう・・・」

「お腹切るなんていやだー!」

「入院が長引いたら困るんだけど~」

いろんな感情がわいてきます。

そしてパソコン・スマホ検索で逆子を調べまくります。

いつまでに戻らないとまずいのか、今できることは何か、なぜ逆子になったのか・・・

悩み画像

(↑出典:めがねの春田ブログ)

検索をしている時、目と脳はフル稼働です。

初めての経験で、しかも時間的にも迫ってくるし・・・焦ります。

なんとなく寝ていても考えてしまっているような・・・・腦の中は動き続けています。

この状態は、鍼灸医学的には「上実下虚」といって、体も心もすごくグラグラする状態になります。

頭の方に気(エネルギー)が集中して下半身に気が足りない、倒れそうなコマのイメージです。

赤ちゃんがいる下半身のエネルギーが足りないので赤ちゃんは動きが鈍くなります。

お腹も張りやすくなって、赤ちゃんにとって快適な環境とはいえません。

ママが不安だと、お腹の赤ちゃんも不安になります。

ママが疲れると、赤ちゃんも疲れてます。

心配なのはわかりますが、どうかパソコン検索をストップして、体にイイコトしてあげてくださいね。

そして逆子の原因探しはやめましょう。

自分を責めても赤ちゃんは喜びません。

それより、赤ちゃんに気持ち良い環境を作ってあげて、赤ちゃん自身がベストポジションと思う位置に行ってねーって感じで応援してくださいね。

安産のお灸のリアルな効果~お産の現場に入って

安産灸のツボとして、内くるぶしの少し上の「三陰交(サンインコウ)」と、逆子のお灸のツボとして、足の小指の「至陰(シイン)」が有名です。

三陰交にお灸をする効果は、骨盤内臓器への血流量アップ。

これは、サーモグラフィーでお灸前、お灸後のお腹の温度を測って証明されました。

鋭敏な方は、お灸をすると「お腹がポッと温かくなった」「足がジーンとした」なんて言われます。

お腹の皮が軟らかくなって、赤ちゃんは急に動きが激しくなります。

確かに血流がよくなったみたいです。

至陰へのお灸の効果は、「熱がたくさん入る」と言われています。

また赤ちゃんとママとの陰陽を整える。

ママが外側で陽なら、赤ちゃんは内側で陰、ママが頭上向きで陽、赤ちゃんは頭下向きで陰、というように逆子を治してくれるツボです。

至陰画像
(↑出典:こそだてハックページ)

お産の現場では、まどか助産院の助産師と安産灸ネットワーク代表が、呼吸もぴったりに陣痛に耐えるママに寄り添っています。

赤ちゃんの頭が見え隠れする頃、お産の進みが遅くなってきました。

すかさず三陰交にリズム良くお灸を10壮程度すえると、会陰の薄い皮がススーッと広がって赤ちゃんを押し出すように動きます。

まもなくお産は無事終了して、胎盤もきれいに出ました。

私はそのあとの至陰のお灸を15壮させてもらいました。

糸状の細いもぐさを焼切ると、ママはお腹を押さえて「イタイイタイ!」と言われます。

熱さがキュッと入ると、1秒後に「イタイイタイ」の繰り返し。

お産の後の至陰は、確かに子宮収縮に効いていました。

助産師さんが子宮底の位置を触診すると、もうおへその4~5cm下まで縮んでいました。

普段は目に見えないお灸の効果を、目の当たりにして衝撃でした。

産後の腱鞘炎~腱鞘炎の原因と予防と改善方法

腱鞘炎は本当につらいものです。

たいていは親指を使うとビーン!と激痛がきます。

でも赤ちゃんの抱っこもオムツ変えも、休む訳にはいきません(涙)

腱鞘炎の原因手の使い過ぎだけではありません。

  1. 腱鞘炎は産後と更年期に出やすく、ホルモンの作用と言われます。
    赤ちゃんを産むために、妊娠中は靭帯を緩めるホルモンが出ていましたが、出産後は締めるホルモンが増えてきます。骨盤のためには締まったほうがいいけど、手首の腱が硬くなるのはつらいです。
  2. 血液が足りない体の状態です。
    出産で出血し、さらに血液からおっぱいを作り、夜も細切れにしか眠れなくて血液を作るのが間に合わない体になっています。
    骨や腱の周りの潤滑油は、やはり血液からできるので、関節は油切れ状態です。
  3. はじめての育児で肩に力が入っています。
    腱鞘炎はほとんど、一人目さんの時におこります。赤ちゃんを大切に扱うあまり、必要以上に肩に力が入って腕も背中もパンパンです。赤ちゃんの頭がグラグラするので、手のひらで頭を支えたり、手首を曲げて頭を支えようとします。この姿勢が続くと、常に手首の腱が伸びた状態になります。

    kensyou
  4. 不慣れなこと、訳の分からないことでイライラしています。
    イライラ、緊張、睡眠不足などで、気の巡りが悪くなり、体全体が硬くなっています。ですから腱鞘炎を予防するには、手首を曲げないようにすること。赤ちゃんの頭を肘に乗せ、赤ちゃんの体をママの体に添わせます。

 

肩の力を抜き、腕や手首の力をぬきます。

授乳のときは、膝にクッションを置いて赤ちゃんをのせ、体を密着させてママは胸をそらせるような感じで。

肩の力を抜いて、腕をクッションに置いておっぱいをあげると楽です。

赤ちゃんは30㎝の距離が一番焦点が合うらしいので、あまり覗き込まないほうが、ちゃんと目が合います。

授乳画像

↑出典:マルチリラックスクッション
 

整形外科に行って腱鞘炎と診断されたら、湿布、痛み止めの注射、腱の手術、という選択になります。

おっぱいをあげるママさんは、薬や注射を避けたい方が多く、鍼灸の出番になります。

ホルモンの作用なら腱鞘炎は6~8か月でだいたい自然に改善するようです。

(おっぱいも期間という医師も)

しかし、2~4の原因がきつい場合は、もっと長く痛むこともあります。

腱鞘炎への鍼灸施術は、肩こりへの施術に似ています。

全身とくに肩甲骨周りを柔らかくして、血を増やすツボも使います。

腕の骨と手の骨がねじれていれば、それも改善します。

腱の痛みは一度にはとれませんが、数回でかなり軽減できますよ。

逆子の原因~赤ちゃんはママの体を守っています

逆子の原因はわかりません。

赤ちゃんに気持ちのよい環境を与えよう、という意識と行動で頭位に戻ることが多いです。

ただ、物理的原因、つまり子宮の奇形や羊水の量、双子の場合、胎盤の位置、臍帯の巻きつきなどがあると戻らないことが多いです。

これは、赤ちゃんが出産時の危険を避けようとする選択で、ママの体を守ってくれてるともいえます。

だから改善の余地がある「気持ちの良い環境」について考えます。

①温かい子宮

羊水は37℃に保たれています。

逆子と言われる30週ころは、子宮が胃の所まで上がっていますから、冷たい食べ物が入ってくると羊水が急に冷やされることになります。

気持ちよくお風呂に浸かっていると、いきなり水を入れられたようなものです。

水をかかるなら足より頭の方がまし、ということで逆子になる場合があります。

これなら、温かい食べ物を食べるように心がければいいですね。

衣服が少ない、気温の低い環境にあるという冷え方があります。

足先が冷たいと、足まで行った血液が冷やされてお腹に戻ってきます。

妊婦さんは上半身と同じくらいの枚数を、下半身にまとってください。

夏は電車や職場の冷房で冷えます。

冬は家におられる方の方が冷えています。

一人で暖房をガンガンつけるのは、もったいなくて気が引けるのはわかります。

でもなんとか、お金のかからない暖房を工夫してください。

昼間でも湯たんぽを抱いているとか、台所だけでもビニール素材のホットカーペットを敷くとか。

こたつに入っていても、こたつから出たとたんに冷えます。

主婦が一番長い時間いる台所だけでも、なんとか足を冷やさないでほしいです。

また、ママが疲れていると、羊水を37℃に上げるだけのエネルギーがないこともあります。

これは、睡眠をとって休養してもらうしかないです。

ママがしんどい時は赤ちゃんもしんどいのです。

だって、ママからの血液で酸素と栄養をもらっているんだから、ママがしんどいと栄養も酸素も足りないのです。

赤ちゃんの動きは人と比べられないので、ママは「こんなものかな」と思っていますが、しっかり休んでお灸で施術を始めると、「赤ちゃんってこんなに動くんだ」とわかります。

②柔らかい子宮

お腹が張るのは下の方から張ってきます。

もともと子宮の形は風船のように下が狭いですから、下から張ってくると狭くて頭を上にしたくなります。

張るのは冷えと疲れと、腹筋の薄さ。

冷えと疲れは、上記の対策と同じです。

腹筋が薄い場合は、妊娠中に腹筋をつける訳にいきません。

腹帯で支えること、そして赤ちゃんが下がり気味になるので、骨盤高位をすることです。

骨盤高位画像
(↑出典:赤ちゃんの部屋ページ)

三陰交のお灸は、子宮への血行を増やして子宮を温めて柔らかくすることが、医学的に証明されています。

鍼灸師にきちんとツボをとってもらって、毎日お灸をしましょう。

逆子を戻す工夫は?~母子手帳とエコー画像からつくる完全オーダーメイドレシピ

逆子が一番治りやすい時間帯は・・・・副交感神経がよくはたらく入眠前です。

この時間帯に、ママのお腹を柔らかくして、赤ちゃんのパワーを集中して、でんぐり返りをやりやすい環境を整えます。

ママのお腹の様子は様々です。

羊水の多いプカプカのお腹、少ない硬めのお腹、腹筋のしっかりしたお腹、皮一枚のような薄いお腹。

温かいお腹、ヒヤッとする冷たいお腹、すぐにパツンと張ってくるお腹・・・・

赤ちゃんの向きや姿勢もいろいろです。

頭が上で横向きが一般的ですが、ママに抱きつくように向かい合っている子、ママと同じように前向きに入っている子もいます。

手足を縮めて丸くなっている普通の姿勢、足を伸ばしている子、正座している子、V字バランスしている子、片足だけ上げている子・・・

手を頭の後ろに回している子もいれば、あごを上げて上を向いている子もいます。

逆子画像
(↑出典:赤ちゃんの部屋サイトページ)

赤ちゃんが動いていく方向には、胎盤があったり、筋腫があったり、様々な障害を乗り越えていかなければならない場合があります。

また、すでにヘソの緒が巻きついていたり、ヘソの緒の長さが足りなかったりして、動きが制限される場合もあります。

このあたりの情報は、お客様が持っているエコー画像や医師に尋ねてもらった質問事項の回答から得ます。

母子手帳からは、貧血の履歴、尿糖、尿たんぱく、むくみの経過、体重増加の様子、いつから逆子になったのか、などの情報を得ます。

このようにして、東洋医学的にみるママの体質と、医師の記録による情報から、もどりやすい体勢を考えていきます。

鍼灸による逆子戻りのデータとしては週数ごとにだいたい何%の戻り率という数字はありますが、安産灸ネットワークでは、ママのお腹と赤ちゃんの入り方をわかって、でんぐり返りしやすい寝方を工夫しているので、戻り率をさらに上げています。

だから安産灸ネットワークの施術は、完全オーダーメイドなのです。

安産のコツ(5)~会陰を柔らかくしておこう 

会陰は膣と肛門の間。

ツボでもあります。

意識不明、呼吸停止など緊急時に使うツボとは聞いてますが、使ったことは・・・・ありません。

子宮頸管とともに、会陰もよく伸びるようにしておかないと、会陰切開されます。

30年近く前の大学病院の出産は、100%切開と言われていました。

特にリスクのない出産は、担当医師がお若いので、出産に時間がかかったり赤ちゃんの心拍が少しでも落ちたりすると、ソッコー切られていました。

私の第1子出産時は、陣痛微弱によって促進剤を使用しました。

促進剤を入れてからの陣痛は、腰が砕けるかと思うほど痛くて、のたうちまわりました(泣)

いよいよ分娩台に乗ってからは、逆に痛みに慣れてきて、「頑張りますから、できれば切らないで」とお願いしましたが、かないませんでした。

本当に革のベルトをハサミで切るような、ジャリッという音が耳に残っています。

確かに出産の最後は楽でしたが、あとの座位の痛いこと痛いこと!

座るだけでも痛いのだから、トイレに行くのは恐怖でした。

家にも円座を買って、長くそこに座っていました。

大学病院とは違う出産をしたくて、二人目は助産院へ。

出産経過はまた微弱陣痛でしたが、今度は体操などの準備がよかったのか、経産婦だからか、割と短時間で生まれてきてくれました。

陣痛の痛みが全然きつくなかったので、促進剤による陣痛はきついのだとわかりました。

(その頃は促進剤による子宮破裂、産婦死亡のニュースがよく出ていました)

しかし、いきむ段になると、会陰の痛みがハンパない!

助産師さんも伸ばそうと頑張ってくださいましたが、

「前の出産時に会陰が伸びる前に切られている。傷が深くてたくさん縫っているから、これは伸びないわ、ハサミを入れるしかない」

とまたまた切られてしまいました(泣)

ただ、この後は円座でなくても座れたし、トイレに行っても少し沁みる程度。

会陰が紙のように薄く伸びてからの傷は、治りも早いと聞きました。

前はどれだけ切られてたんや!と思いました。

初産の時は、知識と準備がなかったから、冷えがあって子宮口も会陰も硬かったのかもしれません。

会陰の伸ばし方画像
(↑出典:マーケティング課・課長のマネージメント・ブログのページ)

会陰の伸ばし方は、相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢がいいです。

そして、そのまま床拭き掃除をすればOK。

その姿勢で子供が散らかしたオモチャを集めている、という方もありました。

私の反省も踏まえて、会陰伸ばしの準備もおこたりなく。

危ない予定日超過とは?~陣痛を無理やり起こさないで 

鍼灸で陣痛を起こすことは可能です。 江戸時代の医学書や産婆学の本に、堕胎の方法として陣痛付けが載っています。

出産につながる陣痛にするためには、(何度も述べているように)子宮口の熟化が条件です。

子宮口が硬いのに陣痛が始まると、赤ちゃんは進めなくて苦しいし、ママは痛みがきつくなります。

さらにきつい場合は、赤ちゃんの心拍が落ちたり、 ママの血圧が上がったりします。

緊急帝王切開になってしまうことも・・・

陣痛画像

(↑出典:まとめneverページ)

安全な陣痛を誘発するには、子宮口を柔らかくして、赤ちゃんの位置を下げておくこと

すると赤ちゃんが「陣痛始め!」のホルモンを出してくれます。

子宮は自分で状況判断しているとしか思えない器官だそうです。

赤ちゃんが判断しているか、子宮が判断しているかわかりませんが。

臍の緒が短かったり、赤ちゃんの体に巻きついていたりすると、赤ちゃんが苦しくないようにお産はゆっくりゆっくり進みます。

子宮口が硬くて抵抗を感じても、陣痛微弱になって赤ちゃんを守ります。

そんな子宮のコントロールを無視した陣痛付けは怖いです。

予定日超過の子宮口を柔らかくするのは、ご自分でもできます。

半身浴をしては階段をトコトコ降りる、を繰り返してください。

あとは三陰交にリズムよく点灸を入れていくと、子宮の収縮が始まります。

でもできることなら、よく準備をして予定日までに産んでくださいね~